すべての製品は研究開発によって培った独自の視点を活かし、完成品、LED基板や電源、製造工法に至るまで、拘った設計開発をしております。
国内自社工場に、シリコーンとLEDフレキシブル基板の一体押出成形装置を導入(製造工法特許登録済 第6739018号)し、 長尺化、防塵防水性能、品質の安定化を図りました。また様々な形状のフレキシブルライトの成形が可能で、OEMにも対応しております。

安定した品質を維持するため、開発初期段階から評価試験を行い、製品に使用する各種材料から選定・検証を実施しています。 ISOに基づくトレーサビリティーを活用・強化し、市場クレームにも誠意・適切に対応し、ご満足いただける品質をこれからも積み重ねます。

2019年配光測定/積分球システムを社内に導入。光学性能評価センターが本格稼働を開始致しました。新製品のみならず量産製品のスピーディーなデータ測定・評価が可能となりました。
JIS規格性能要求事項通則(JIS C8105-3)準拠

製品本体や電源配線(アウトドア仕様)には耐熱・耐候性に優れたシリコーン材料を採用。経年使用や屋外環境での使用時のチューブ変色による光への影響や樹脂劣化による品質低下を抑制いたします。キセノンランプウェザーメーターによる屋外暴露試験(472時間暴露)や様々な品質評価試験を実施し、製品の品質を保証致します。

アウトドア仕様では、一般的な接着剤充填や樹脂キャップ接着による防水処理では不可能な長期防水性能確保のために、独自の金型コンプレッション成形による防水構造を採用。 成形材料には製品本体と同素材のシリコーンを使用することで、成形部が本体と一体化し強固な防水処理が可能となりました。

金型コンプレッション成形部

アウトドア仕様(屋外軒下仕様)では、電源配線の接続部にIP65規格に対応した防水コネクターを採用。接続箇所の防水性能の確保と同時に、設置の際の配線作業を簡略化することができます。設置の際に必要な延長ケーブル等のオプションも設定しています。

防水コネクター

乳白シリコーンを採用しLED特有のドット感を解消したドットレス発光仕様をラインナップ。間接照明として使用時の光源ドットの映り込み解消に加えて、照明自体を意匠照明としてもご使用いただけます。 トップビュータイプ(FMT)とサイドビュータイプ(FMS)をラインナップ。

災害大国の日本、これからの世の中に必要な、役に立つ照明を開発する。そんな思いで蓄光機能を搭載したLEDテープライトを着想し、防水性が高い蓄光顔料を調達し、開発を進め2020年リリースに至りました。
通常時は空間を演出し、自らの光で蓄光。災害発生時に電力供給が遮断、その瞬間本体が発光(燐光)し、避難初期の視界確保・誘導補助の役割を担う防災・減災照明です。昨年、(一社)防災安全協会の「防災製品等推奨品認証」を取得し、公共環境などを中心に導入を進め、各家庭用照明としても、もしもの災害(停電)に備えた、「日常に溶け込んだ光環境」を提案していきます。

多種多様なお客様のニーズに臨機応変に対応するため、LED基板実装ラインをはじめ基板3D外観検査装置など充実した社内製造・検査・加工設備の導入により、製品の安定した生産体制を確立しています。